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バカラとは

バカラゲームとは、イタリア語でゼロという意味です。

このゲームの起源は14世紀頃のイタリアで誕生し、その後、フランスに広がり、主に貴族の間で流行っていたと言われています。

19世紀になり、米国に伝わり、米国ラスベガスのカジノにおいて現在のルールと形式が確立された説が有力とされています。

現在、アジア地域におけるマカオ、シンガポール、フィリピン、カンボジア、韓国などの国々のカジノで、最も高額のプレイをするVIPプレーヤーに人気なのがバカラです。

バカラの初心者や数学を少しかじった人が特に陥りやすいイメージが、「バカラは所詮、 丁半博打 なので、どれだけ考えても結果は半々(50:50)でしょう。だから、“つまらない”」との意見です。。
しかしながら、アジアにおいては絶大なる人気を誇り、『キング・オブ・カジノゲーム』と云わるバカラはそんなに単純で深みが無いはずはありません。

これ程まで洗練されたゲームは他には存在しないぐらいです。

確率的にはタイ(引き分け)を加味しない場合、出目はプレーヤーハンド(49.32%):バンカーハンド(50.68):となり、ほぼ50%:50%ですが、それは数千回、数万回プレイして“大数の法則”が働いた時です。
10回プレイしたらバンカーが5回出て、プレーヤーが5回必ず出るわけではありません。500円硬貨を10回投げて表裏が必ず半々に出るとは限らないと同じ理屈です。

少ない試行回数に対して“大数の法則”を当てはめてしまう人は“少数の法則”が存在すると思っていますが、“大数の法則”は存在しても“少数の法則”などは存在しません

バカラでバンカーハンドやプレーヤーハンドが連続して10回以上勝つことはよくあります。過去には20回、30回と連続した場合もあります。この20回連続の出目の確率はざっくり説明すると 2分の1 の 20乗 となり、
100,000,000,000,000,000,000分の 1 となります。
数学的は起こりえなさそうな事象が発生するのです。

バカラを楽しむ上で重要な役割を果たすのが罫線となります。
罫線を良く分析して、大局なゲームの流れから賭け金を上げ下げして楽しんでみましょう。